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GUIDE

空港から始まるメルボルンの旅。SkyBusで市内中心部へ

メルボルン旅行の玄関口となる「メルボルン空港(Melbourne Airport)」。タラマリン空港とも呼ばれ、市内中心部のCBD(中心業務地区)から約22km離れた場所に位置している。空港に到着したら、まず考えたいのがホテルや市内中心部までの移動方法だ。メルボルン空港からCBDへの主なアクセス手段は、空港連絡バスの「SkyBus(スカイバス)」、タクシー、Uberなどの配車アプリ。2026年10月現在、空港とCBDを直接結ぶ鉄道は開業していない。

今回利用したのは、空港とサザン・クロス駅を結ぶSkyBus。比較的リーズナブルな料金で利用でき、乗車方法もシンプルなため、初めてメルボルンを訪れる人にもおすすめしたい。それぞれの移動方法の特徴から、SkyBusのチケット購入方法、乗り場、実際の乗車体験まで紹介する。

メルボルン空港からCBDへ。主な移動方法は3つ

空港から市内中心部へ移動する際、主な選択肢となるのがSkyBus、タクシー、配車アプリだ。

SkyBus|料金を抑えて移動したい人におすすめ

SkyBusの「Melbourne City Express」は、メルボルン空港とCBD西側のサザン・クロス駅を結ぶ空港連絡バス。乗り換えなしで市内まで移動でき、所要時間は道路状況にもよるが、おおむね30〜35分程度。ピーク時間帯は約10分間隔で運行されており、長時間待たずに乗車しやすいのが魅力だ。運行時間は毎日4:00〜翌1:00。早朝便や夜の到着にも対応しているが、深夜の一部時間帯は運行していないため注意したい。

タクシー・配車アプリ|ホテルまで直接移動できる

大きな荷物がある場合や、複数人で移動する場合は、タクシーやUberなどの配車アプリも便利だ。ホテルの前まで直接移動できるため、サザン・クロス駅からさらに電車やトラムに乗り換える必要がない。

ただし、料金はSkyBusよりも高め。タクシーでメルボルン空港からCBDへ向かう場合、70〜90豪ドル程度をひとつの目安として考えておきたい。目的地や時間帯、道路の混雑状況によって料金は変動し、空港利用料や有料道路料金などが加算されるため、100豪ドルを超える場合もある。複数人で利用すれば一人あたりの負担を抑えられるものの、一人旅や二人旅で交通費を節約したいなら、SkyBusが有力な選択肢となるだろう。

配車アプリは予約前に概算料金を確認できる一方、需要が集中する時間帯には価格が上がることもある。なお、空港では指定された公式乗り場を利用し、ターミナル内などで個人的に声をかけてくる非公式の送迎サービスには応じないようにしよう。

SkyBusの乗り方を解説!予約方法から乗車まで

今回利用したSkyBusは、赤い車体が目印の空港連絡バス。初めてでも比較的わかりやすく、チケットの購入から乗車までスムーズだった。

チケットは公式サイトや空港の券売機で購入可能

SkyBusのチケットは、公式サイトや専用アプリ、空港に設置された券売機などで購入できる。公式サイトでは、空港とサザン・クロス駅を結ぶ「Melbourne City Express」を選択し、片道または往復のチケットを購入するだけ。購入後は電子チケットがメールで届くため、スマートフォンで提示できる。特定の便や乗車時刻を予約する必要はなく、チケットの有効期間内であれば、都合のよい便に乗車できるのも便利なポイントだ。

公式サイトに掲載されている往復運賃は、大人1名43.40豪ドル(片道あたり21.70豪ドル)。片道のみの購入も可能なので、旅程に合わせて選ぼう。なお、SkyBusは通常の公共交通とは料金体系が異なり、交通系ICカード「myki(マイキー)」では乗車できない。専用チケットを購入する必要がある。

空港の乗り場はターミナルのすぐ外

SkyBusの乗り場は、メルボルン空港のターミナル1・3・4の到着エリア付近に設けられている。国際線が到着するターミナル2を利用する場合は、到着ロビーを出たあと、案内表示に従って隣接する乗り場へ向かおう。赤いSkyBusの看板や車体が目印になっているため、比較的見つけやすい。事前にチケットを購入していない場合でも、乗り場付近の券売機で購入可能。券売機はカード決済に対応している。

2階建てバスなら、荷物を預けてゆったり移動できる

実際に乗車したのは、2階建てタイプのSkyBus。利用した車両は1階にスーツケースなどの大型荷物を置くスペースがあり、2階が客席となっていた。空港からの移動では大きな荷物を持っていることも多いため、専用スペースに荷物を置けるのはうれしいポイントだ。2階の座席からは車窓の景色も楽しめ、メルボルンの街へ近づいていく様子を眺めながら移動できた。なお、SkyBusには複数の車両タイプがあり、すべての便が2階建てというわけではない。

到着するのは「サザン・クロス駅」

SkyBusの終点は、メルボルンCBD西側にある「サザン・クロス駅(Southern Cross Station)」。ここからは電車やトラムに乗り換えて、市内各地へ移動できる。CBD内には無料で利用できる「Free Tram Zone」もあるため、ホテルの場所によっては追加の交通費をかけずに移動することも可能だ。

ただし、Free Tram Zoneの外まで乗車する場合は運賃が必要となるため、事前に目的地を確認しておこう。帰国時に市内から空港へ向かう場合も、サザン・クロス駅からSkyBusに乗車できる。空港へ向かう便は、駅構内のバスターミナルにあるBay 75から出発する。

空港からの移動は、旅のスタイルに合わせて選ぼう

メルボルン空港からCBDへの移動は、料金と利便性のバランスがよいSkyBusがおすすめだ。乗り換えなしでサザン・クロス駅まで移動でき、チケットもオンラインで簡単に購入できる。実際に利用してみても、初めてのメルボルン旅行で安心して使える交通手段だと感じた。

一方、大きな荷物が多い場合や、ホテルまで直接移動したい場合には、タクシーや配車アプリも選択肢となる。宿泊先の場所や到着時間、同行者の人数に合わせて、自分に合った移動方法を選んでみてほしい。

INFORMATION|メルボルン空港からCBDへのアクセス

空港名: Melbourne Airport(メルボルン空港/タラマリン空港)

空港公式サイト: https://www.melbourneairport.com.au/

SkyBus: Melbourne City Express

運行区間: メルボルン空港〜サザン・クロス駅

所要時間: 約30〜35分(道路状況により変動)

運行時間: 毎日4:00〜翌1:00

運行間隔: ピーク時間帯は約10分間隔。それ以外は約15分間隔が目安

往復運賃: 大人43.40豪ドル(片道あたり21.70豪ドル/公式サイト掲載の往復割引運賃)

空港の乗り場: ターミナル1・3・4の到着エリア付近

市内側の乗り場: Southern Cross Station Bus Interchange/Bay 75(空港行き)

チケット購入: 公式サイト、SkyBusアプリ、空港・サザン・クロス駅の券売機など

SkyBus公式サイト: https://www.skybus.com.au/

チケット購入ページ: https://www.skybus.com.au/melbourne-city-express/buy-tickets/

時刻表・運行情報: https://www.skybus.com.au/melbourne-city-express/

注意事項: SkyBusではmykiは利用不可。専用チケットが必要。

※料金・運行時間・乗り場は変更される場合があるため、旅行前に公式サイトで最新情報を確認してほしい。