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メルボルンの台所「クイーン・ビクトリア・マーケット」へ。グルメからお土産探しまで楽しむ歴史ある市場

メルボルンを訪れたら、ぜひ立ち寄りたい場所のひとつが「クイーン・ビクトリア・マーケット(Queen Victoria Market)」。地元では「クイーン・ビック」の愛称でも親しまれ、新鮮な野菜や果物、肉、魚介類から衣類や雑貨まで、幅広い商品が並ぶ。観光客向けのマーケットというだけでなく、メルバーニアン(メルボルンに暮らす人々)の日常を支える、まさに街の台所だ。

魅力は、メルボルンのCBD(中心業務地区)から気軽にアクセスできること。中心部から徒歩やトラムで訪れられるため、観光の合間に立ち寄りやすい。今回は、150年近い歴史を持つマーケットの見どころから、現地で楽しみたい海鮮グルメ、お土産にもおすすめのはちみつ、ショッピングの際の注意点まで紹介する。

150年近い歴史を持つ、メルバーニャンの台所

クイーン・ビクトリア・マーケットが開業したのは1878年3月20日。19世紀の市場の姿を今に伝える歴史的な施設で、オーストラリアの国家遺産リストにも登録されている。敷地内には屋根付きの売り場や歴史ある建物が並び、現在では600以上の小規模事業者が営業。活気ある売り場を歩いていると、地元の人々が食材を選ぶ日常の風景に出会える。

肉や野菜、魚介類まで。見て歩くだけでも楽しい食品売り場

まず訪れたいのが、生鮮食品を扱うエリアだ。野菜や果物の売り場には、色鮮やかな旬の食材がずらり。精肉店では牛肉やラム肉をはじめ、オーストラリアらしい食材が並ぶこともある。

なかでも注目したいのが、魚介類を扱う「Meat & Fish Hall」。新鮮な魚やエビ、カニ、牡蠣などが並び、ショーケースを眺めるだけでも食欲をそそられる。市場内には、その場で食べられるシーフードを提供する店もある。殻をむいたばかりの牡蠣や調理済みのエビなど、気軽に楽しめる商品を探してみたい。店によっては魚介類の下処理や調理に対応している場合もあるので、気になるものを見つけたらスタッフに尋ねてみよう。ただし、すべての鮮魚店で調理サービスを提供しているわけではないため、購入前の確認がおすすめだ。

さらに、チーズやハム、パン、スイーツなどを扱うエリアも充実。朝食やランチを楽しみながら、マーケットを散策するのもいいだろう。

お土産におすすめ!種類豊富なオーストラリア産はちみつ

マーケットを歩いていて印象的だったのが、はちみつの種類の豊富さだ。オーストラリアでは、ユーカリの仲間をはじめ、地域ごとにさまざまな花が咲く。ミツバチが蜜を集める植物の種類や産地によって、はちみつの色や香り、味わいが異なるのも面白い。

たとえば、ユーカリ系のはちみつには、しっかりとしたコクを感じられるものがあるほか、タスマニア産のレザーウッドハニーは独特の華やかな香りで知られている。産地や蜜源の異なる商品を見比べられるのは、現地のマーケットならではの楽しみだ。

マヌカハニーも要チェック!

お土産を探すなら、マヌカハニーにも注目したい。マヌカハニーというとニュージーランドのイメージが強いが、オーストラリアでもマヌカの仲間の植物から採取されたはちみつが生産されている。

クイーン・ビクトリア・マーケットには、オーストラリア産やニュージーランド産のはちみつを扱う専門店「Land of Soy & Honey」もあり、さまざまな種類の商品を探せる。日本で販売されている商品と比べて、お得に購入できるものが見つかる可能性もある。ただし、マヌカハニーは産地や容量、MGOなどの品質表示によって価格が大きく異なるため、単純な値段だけで比較しないことが大切だ。好みの味や予算に合わせて選べるので、自宅用はもちろん、お土産にもおすすめしたい。

衣類や雑貨も充実。ショッピングでは品質表示を確認しよう

クイーン・ビクトリア・マーケットの魅力は、食品だけではない。屋外の売り場には、Tシャツや帽子、バッグ、アクセサリー、日用品、オーストラリアらしいお土産など、多彩な商品が並んでいる。コアラやカンガルーをモチーフにした雑貨を探したり、気になる衣類を手に取ったりと、宝探しのような感覚でショッピングを楽しめる。

一方、買い物の際には少し注意したい点もある。実際に売り場を歩いていると、有名ブランドの商品を思わせるデザインの衣類や雑貨を見かけることもあった。外観だけで真贋を判断することはできないが、ブランド品を購入する場合は、正規販売店の商品なのか、タグや品質表示、販売価格などを慎重に確認したい。また、お土産を選ぶ際には、オーストラリア製かどうかを確認するのもおすすめ。マーケットには海外製の商品もあるため、現地ならではの品を探している場合は、原産国の表示を見ておくと安心だ。

メルボルンの日常に触れる、マーケット散策を楽しもう

クイーン・ビクトリア・マーケットは、単なる買い物スポットではない。新鮮な食材を選ぶ地元の人々、威勢のよい店員の声、色鮮やかな果物や魚介類。そこには、メルボルンの暮らしを身近に感じられる風景が広がっている。

グルメを楽しむのはもちろん、オーストラリア産のはちみつを探したり、衣類や雑貨を眺めたりと、楽しみ方はさまざま。CBDからのアクセスもよいため、観光の合間に1〜2時間ほど時間を確保して訪れるのもおすすめだ。メルボルンの街をより深く知るために、歴史ある市場をゆっくりと歩いてみてはいかがだろうか。

INFORMATION|Queen Victoria Market

施設名: Queen Victoria Market(クイーン・ビクトリア・マーケット)

住所: Queen Street, Melbourne VIC 3000, Australia

アクセス: メルボルンCBDから徒歩圏内。トラム19・57・58・59番などを利用可能。マーケットはFree Tram Zone内

営業時間:

  • 火曜:6:00〜15:00
  • 水曜:休業
  • 木曜:6:00〜15:00
  • 金曜:6:00〜15:00
  • 土曜:6:00〜16:00
  • 日曜:9:00〜16:00
  • 月曜:休業

※衣類や雑貨などの専門店エリアは、各営業日9:00から営業。

入場料: 無料

所要時間の目安: 1〜2時間

電話番号: +61 3 9320 5822

公式サイト: https://qvm.com.au/

※営業時間は祝日やイベントなどにより変更される場合があるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認してほしい。